
オレンジワインをご存知ですか?
簡単に説明すると白ブドウを使って、赤ワインの製法で造られるのがオレンジワインです。
白ワインよりも複雑味があり、赤ワインよりも飲み疲れしにくい「万能タイプ」のワインで、日本食にもよく合うワインとして現在注目されています。
伊東遊季亭ダイニングでは、日本国内のワイナリーが造るオレンジワイン等いくつか試飲した中で、せっかくなのでオレンジワインの本場ジョージアで伝統クヴェヴリ醸造を行うワイナリーが造るオレンジワインを取り扱うことにしました。
ルーツは「ジョージア」

オレンジワインのルーツはワイン発祥の地、ジョージア(旧グルジア)です。
はるか昔、8000年前からワイン造りをしているジョージアの人々が日常的に愛飲しているのが、独自の製法で造られる白ワイン(オレンジワイン)です。

ジョージアとはアメリカのジョージア州ではなく、少し前までグルジアと呼ばれていた北海道より少し小さな国で、人口約400万人が暮らしています。
最近では栃ノ心(大関/春日野部屋)の出身地としても話題になりました。
クヴェヴリ醸造

ワイン発祥の地ジョージアでは昔ながらの「クヴェヴリ」を使った伝統的なワイン造りが今も大切に守り継がれています。

クヴェヴリとは、ジョージアの土を使い窯で焼き上げた素焼きの壷(甕)のことです。
様々な大きさの物があり、中に人が入れるほどの大きなものまであります。
醸造所の地下に埋めたクヴェヴリ内で天然酵母を使用し、ブドウを自然発酵させ、可能な限り人的介入を避け、最低でも2年間かけて熟成させます。
クヴェヴリで造られたワインは、無添加で健康に良いとされるポリフェノールが通常のワインに比べ10倍も多く含まれるといわれています。
このクヴェヴリ醸造はユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
ルカツィテリ・ムツヴァネ 2014

ニューヨークのミシュラン星付レストランでも採用されたジョージアを代表するワイナリー「Shalauri Wine Cellars」は伝統のクヴェヴリ発酵を行う小規模ワイナリーです。
ルカツィテリ・ムツヴェネは様々な果実の花々の香しいアロマ、アーモンドの香ばしい風味、軽やかなタンニン、ふくよかでバランスのよいオレンジワインです。
旅館の会席、日本料理とのマリアージュを楽しめる赤ワインのような白ワイン、オレンジワインを是非お試しください。
数量限定のため、売り切れの場合は何卒ご容赦ください。
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伊東遊季亭
