四季を通して『くつろぎ日和』~伊東遊季亭の過ごし方一例~

Top > くつろぎ便り

くつろぎ便り

伊東遊季亭のイベント情報、新しい情報、周辺の情報、四季折々の様子をお伝えします。

伊東出身の木下杢太郎とは

当館より徒歩10分の距離に『木下杢太郎記念館』があります。

木下杢太郎(本名:太田正雄、1885~1945年)は伊東出身であり、その生家は市内に現存する最古の民家です。昭和60年(1985年)に杢太郎の生誕100年を記念し、生家を利用した記念館を開館しました。

杢太郎は皮膚科の医学者ですが、家人の反対から芸術の道をあきらめ、医学を志した背景があります。
そして、東大医学部教授にまでなり、研究の業績は国際的にも高く評価され、フランス政府から名誉勲章を受けています。ご本人の意思とは異なる仕事であったかもしれませんが、それでも歴史に名を刻み、6カ国語を話した等、非常に優れていた方とお見受けします。

又、元来進みたかった芸術面でも、詩・文学・美術など、広い分野でやはり優れた功績を残しました。それらは記念館以外でも、当館の近隣で触れる事ができます。

『校歌』⇒当館から徒歩3分の伊東西小学校(元:伊東尋常小学校)は杢太郎の母校であり、校歌を杢太郎が作詞しました。

 

 

 

 

 

 

『遊歩道レリーフ』⇒当館目の前を流れる松川沿い遊歩道には、杢太郎の作品レリーフが点在しています。

『石舟庵』⇒当館から徒歩10分、湯の花通りにある製菓店です。商品の一つ百花譜は、杢太郎の画集「百花譜」から生まれたそうです。

今回ご紹介した以外にも杢太郎スポットは色々あるので、伊東にお越しの際は是非、杢太郎探しをお楽しみ下さいませ。

フロント 赤荻


ページトップへ