四季を通して『くつろぎ日和』~伊東遊季亭の過ごし方一例~

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日蓮上人史跡

また一つ伊東の重要な史跡をご紹介します。

伊東には日蓮上人にまつわる史跡がいくつかあります。

日蓮宗の開祖、日蓮は1261年、鎌倉幕府への批判をとがめられ、伊豆へ流罪となりました。これがいわゆる「三大法難」の一つ「伊豆法難」です。

現在の蓮着寺の近くの海上の俎岩(まないたいわ)の上に置き去りにされたところ、小舟で通りかかった川奈の弥三郎という漁師に助けられました。

満潮時は波の下に沈んでしまうという俎岩、現在の写真を見ても、苛烈な刑であったことが伺えます。流罪というのは表向きで、実は幕府は日蓮上人を亡き者にしようと目論んでいたという説もあるそうです。

幕府に逆らった日蓮を擁護する事を村人から反対された弥三郎は、「川奈のお岩屋」に30日間を住まわせ、その後伊東に移しました。

それから約2年後、赦免となるまで伊東留まりました。そのような経緯から、伊東には上人ゆかりの史跡がみられるのです。

【写真左・俎岩 /右・お岩屋】

フロント 江藤

 

 


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