四季を通して『くつろぎ日和』~伊東遊季亭の過ごし方一例~

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うつぼ料理専門店「うつぼ」

昨年5月伊東にうつぼ料理専門店がオープンしました。

見た目がちょっと怖く、また小骨が多い為、鱧と同様に調理にかなりの技術を要することなどから、一般には流通していない魚です。

四国と和歌山県では郷土料理として親しまれています。

東京で日本料理の修行を積んだ店主の方は、その美味に惚れ込み、うつぼの美味しさを広めようと専門店を開業されました。

なんと自ら釣りに出掛け調達しているそうです。並々ならぬ情熱を感じます。

普通の魚とさばき方が異なるので、大変な技術と時間を要しますが、熟練の店主、米田さんは、あっという間の早業で、なんと一日に100匹ものうつぼをさばくそうです。

材料調達から調理まで一人でこなし大忙し。

慣れない板前さんでは1匹さばくのに2時間ほどもかかってしまうので、一人で切り盛りするしかないとの事。

カウンター席とお座敷席が。

ランチ、夜共に営業しています。

うつぼ料理以外にも色々なおつまみが。

お酒の値段もお手頃。

ランチのうつぼの西京焼き。

サラダや小鉢も沢山付いて、かなりのお得感。

火を通したうつぼの身はむっちりとした食感で河豚に似た肉質です。

全くクセが無く上品なお味。

こちらはうつぼのたたき。

炙った皮はとても旨味が凝縮されています。

レアな身はやはり河豚のよう。

「漁師風たたき」、鯵のたたきのようにネギや生姜や青唐辛子と和えてあります。淡泊ながらもしっかりとした歯ごたえと味の存在感が感じられます。

これは美味しい!

唐揚げです。お子様にも喜ばれそう。万人受けする一品です。

・・・・そしてこれは、うつぼの頭の丸揚げ「ギャング揚げ」!

見た目は強烈ですが、絶対にお勧めです。

フワッとした柔らかい白身がたくさん付いていて、うつぼの身の上品な味とコラーゲン、皮のパリッとした香ばしさをたっぷり堪能出来る大満足の一品でした。

うつぼは美味しいだけでなく、アルギニン、コラーゲン、カルシウム、鉄分など栄養の宝庫で、「目が悪くなったらうつぼを食べろ」と、四国地方ではスタミナ料理として珍重され、正月やお祭りのおめでたい席でも振舞われているそうです。

流通に乗っていない魚の為、とてもリーズナブルな値段で提供して下さっています。

前日ランチの予約をすると、アイスコーヒーのサービスも。

美味しいうつぼ料理、是非ご賞味下さい。

 

うつぼ専門店「うつぼ」

〒414-0046 伊東市大原町1-5-1(1F)

TEL・・050-8887-2752

営業時間(火~土)11:30~14:30

17:00~23:00

 

フロント 江藤


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