四季を通して『くつろぎ日和』~伊東遊季亭の過ごし方一例~

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伊東遊季亭のイベント情報、新しい情報、周辺の情報、四季折々の様子をお伝えします。

伊東 ローカル散歩

観光ではまず行かない伊東の街はずれの巷、早朝散歩してみると新たな発見がたくさん。

ローカルな散歩にご案内します。
駅からは徒歩30分程離れたディープな漁師町、新井を出発。

この辺りは急斜面に段々畑のように家が立ち並びます。
車道はとても狭く、在住の方々は家と家の間の細い階段を、それこそご近所の軒先を通って上り下りしています。
古くからの漁師の家が多く、玄関脇には、安全と豊漁を祈願する祠も。

伊東漁協を中心に魚の加工場などが多くあり、第一次、第二次産業の街ですね。

秋晴れのこんな陽気は最高の干物日和。

鯖の味醂干しがずらっと並びます。

波止場入口の青信号の音はカモメの鳴き声が使われていました。今まで気が付きませんでした。

あれ、小屋の中に猫が大勢います。

造船業を営む家の奥様が猫の保護施設を。

国道135号のこの辺りは魚に関連する施設が多く、必然と猫がたくさん集まってきて、車に轢かれてしまう子も珍しくないとのこと。

こちらの奥様は怪我をした猫を引き取ってずっと世話をしています。現在9頭。皆、去勢手術もしているそうです。

小さいうちにどなたかに譲れば良かったんだけどとおっしゃっていましたが、これが自分の使命と思ってやっていると。・・・本当に頭が下がります。

観光会館裏の船着き場には、伊豆諸島へ物資を運ぶ貨物船が停泊していました。

このあたりは日本で初の洋式帆船が建造された地で、三浦按針ことウイリアム・アダムズが日本の役人に指導している様子が歩道に描かれています。

海水と淡水の交わる水域に大きな鯉が沢山泳いでいました。

遊歩道を上っていくと藤の広場に到着。

よく見ると本当に立派な藤の木です。

ここら辺りからはもうガイドブックでお馴染みの街並みですね。

藤の広場は伊東市役所の跡地、その横の派出所として使われていた建物は今は観光案内所となっています。

近くに朝早くから営業している素敵なお店が。

早朝散歩の後のコーヒーはまた格別。

ガイドブックにない路地裏の散歩、住み慣れた土地でも新たな発見が沢山あって新鮮でした。

フロント 江藤


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