「Ohmine 3粒 火入れ 雄町」
今回ご紹介するお酒は山口県に蔵を構える大嶺酒造が作る「Ohmine 3粒 火入れ 雄町」です。
大嶺酒造がある山口県美祢市は県の中央部に位置し、絶景で知られる秋吉台から車で10分程のところにあります。
この「Ohmine 3粒 火入れ 雄町」は13度と、日本酒にしては珍しい低い度数ですが、「雄町」のおいしさを引き出すための最適な度数に仕上げました。
冷酒で口に含んだ瞬間には、お米の甘さと柔らかさが感じられ、中盤から後半にかけては黄桃のようなジューシーな旨味が特徴ですが、燗にすることにより和三盆のような上品な旨味と下に残る余韻が楽しめます。おすすめの温度は6~8度、47~50度です。
また、華やかな果実感と濃酵でしっかりとした味わいがどの料理とも合わせやすく、お互いを引き立たせ合います。
日本酒のラベルは和紙×漢字の組み合わせが圧倒的に多いため、どれも似ていて記憶に残らない。『Ohmine』は、視覚的にアプローチできるデザインを求めていました。結果シンプルにお米のフォルムを配置したデザインになりました。純米大吟醸は1粒、純米吟醸は2粒、純米酒は3粒と、精米具合によって3種のデザインに仕上がっています。
是非、伊東遊季亭で『Ohmine』をご賞味ください。
ダイニング 細田