夏の花火大会も終わり、今回は伊東秋祭りをご紹介致します。
伊東秋まつりは、海上安全と豊漁を祈願する漁師のお祭りで、神輿が海を渡るので知られています。(神輿の海中渡御)
このお祭りの歴史は古く、室町時代の中頃からと伝えられています。
神輿は湯川神社と松原神社の二基があり、祭神や行列の形態など多少の相違はありますが、お祭り自体はほぼ同じような方法でおこなわれます。
神輿というのは、普通 わっしょい、せいやせいや、などと賑やかな声を出して担ぎますが、このお祭りは、神輿の渡御中に一切口を開くことが許されず、口には切紙をくわえます。
32人の若者に担がれたみこしの重さは、約1トンと超重量級。
神官、先供、鹿島踊りの後を「潮花ふり」の少年たちがほら貝の合図に「下に~、下に~」の声をかけ神輿を導きます。(100名位の行列になります)
伊東海岸に下りた神輿は、打ち寄せる波の中へ後ろ向きの姿で50メートル以上も沖合いまで入ります。3回から5回(奇数の回数入るきまりになっている)ほど海中で渡御し、街中を練りながら神社にお上りになり大祭は終了します。
日時:10月8日(土)・9日(日)
会場:伊東市湯川地区・松原地区
〈8日〉夕祭(よみや) 神輿の順幸(市内)
〈9日〉本祭(ほんまつり) 神輿の順幸(市内)
湯川・鹿島神社の神輿 9:50頃・11:00頃から 神輿の海中渡御(伊東オレンジビーチ)
松原・八幡神社神輿 12:00頃から 神輿の海中渡御(伊東オレンジビーチ)
問い合わせ先 一般社団法人 伊東観光協会
電話・メール 0557-37-6105
伝統の行事、是非ご覧下さいませ。
フロント川島