四季を通して『くつろぎ日和』~伊東遊季亭の過ごし方一例~

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伊東遊季亭のイベント情報、新しい情報、周辺の情報、四季折々の様子をお伝えします。

夏の味覚・鱧

6月から8月にかけての旬の鱧・・・その味わいは京の夏の風物詩「祇園祭」でも定番料理として尊ばれています。

季節の味覚を楽しむ宿、当伊東遊季亭でもこの時期の別注のお料理として、淡路島産の良質の鱧を仕入れた時に限り、一日限定皿でご用意しております。

鱧には長くて硬い小骨が非常に多く、「骨切り」という下処理が必要です。 腹側から開いて皮を切らないように細かく切り込みを入れて、骨を切断する高度な技法で、下手にこれをやると身がつぶれてミンチ状になり、味・食感とも落ちてしまいます。

骨切包丁という専用の包丁で行い、京料理の熟練の技の見せ所といわれています。 「一寸に(約3センチ)つき26筋」包丁の刃を入れられれば一人前だそうです。

骨切りした鱧をさっと湯引きすると、白い牡丹の花が咲いたように身が開きます。 ただし、 活きた鱧をさばかないと綺麗に花が開きません。

当館では、爽やかな梅肉ソースや山葵醤油でお召し上がりいただいております。 夏の涼味、どうぞお試しくださいませ。

(先着順でご注文いただいておりますので、売り切れの際は何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。)

フロント 江藤



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