

【松川遊歩道】ソメイヨシノが開花しました!
【売店商品】充実のお茶コーナー
伊東の名物は?とよくお客様からお尋ねいただきます。
やはり、お茶、柑橘類、干物といったところが代表的かと。
この春、遊季亭売店ではお茶製品の充実を図ってみました。
「ぐり茶ってなんですか?」というご質問もよく耳にします。
伊東名物のぐり茶は、その製法に特徴があります。
蒸した茶葉をよる工程で、まさにグリグリっとまが玉のようにカーブした形状に仕上げるのです。
そのぐり茶を便利なティーバッグにした新商品をご用意致しました。
テトラ型のティーバッグの中で、茶葉が良い塩梅に開き、簡単に美味しいお茶が楽しめます。
それからもう一つ、遊び心のある「みたらしちゃん」。
猫のみたらしちゃんが釣糸を垂れるように湯のみの縁に座って、ティーバッグを垂らしてお茶を入れてくれます。
こちらは、緑茶とほうじ茶の2種類があります。
変わったところで「茶っぷこーん」、抹茶ミルク味のポップコーンも
ご用意致しました。
静岡抹茶とミルク味がうまくポップコーンをコーティングしています。
新しいお茶商品、定番のぐり茶製品各種とともに是非おためしくださいませ。
フロント 江藤
知られざる伊東の桜
河津桜も見頃を過ぎ、ソメイヨシノの開花を待ちわびている方も多いでしょう。
しかし、伊東ではご当地の桜がソメイヨシノよりも先に、咲き誇ることをご存じでしょうか?
現在、城ケ崎桜が見頃を迎えています。
カンヒザクラと大島桜の交雑種で、花の色は淡紅紫色。ソメイヨシノよりも濃いピンク色です。
その名の通り、城ケ崎海岸周辺に多く見られ、またグランパル公園やさくらの里でも見る事が出来ます。
国道135号線を走っていると、グランパル公園の桜が目を惹きます。


そして、その名も伊東桜!
城ケ崎で見出されたソメイヨシノ系の品種だそうです。花の色は純白。
ソメイヨシノよりも1週間程早く咲き始めますので、「今年は例年よりも開花が早いな~…」と勘違いしてしまう人もいるかもしれません。
私は伊東桜の存在を知る前、「この桜は開花が早い上に、花の色も白くて何か違うな…何の品種だろう?」と不思議に思った事があります。そして伊東にはご当地の桜があることを知り、この桜を見ることが毎年の楽しみとなりました。
さくらの里の伊東桜は大きな樹で園内随所にあるので、ソメイヨシノが咲く前から枝垂桜と相まって華やいだ雰囲気にしてくれます。
さくらの里は一般的な開花時期より開花が遅い為、伊豆高原の桜並木の見頃と伊東桜の見頃がほぼ同じ時期になりますので、合わせてご覧になられてみてはいかがでしょうか。
さくらの里はまだ開花前です。(2019年3月12日撮影)


昨年の開花の様子です。



さくらの里では、他にもほんの少し咲いている桜がありました。
早咲き大島桜が咲き始め(3月上旬〜中旬)
ソメイヨシノとオオシマザクラの交雑種で、花の色は純白。香りがある桜です。(以下すべて2019年3月12日撮影)


十月桜(10月〜12月と3月頃の年2回)
コヒガンザクラの園芸種で、花の色は淡紅色。
もう見頃は過ぎましたが、長い期間楽しませてくれました。


三波川冬桜(10月〜1月と3月〜4月の年2回)
マメザクラの交雑種。花の色は淡紅色から白色へ変わる珍しい桜ですね。
現在は白色でした。2回目が咲き始めたところのようです。

今年も、もうすぐ沢山の桜が咲き誇ります。とても楽しみですね。
フロント前川
玄関前のピンク色の椿が咲き始めました!
ひと雨ごとに春が近づいてくるような気がします。
花々のつぼみもようやく、ほころび始めたようです。

椿の花言葉、知ってますか?
赤い色・・・「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」
白い色・・・「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」
ピンク色・・・「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」
花言葉の由来
「控えめな優しさ」「控えめな素晴らしさ」「控えめな美」など『控えめ』がつく花言葉は椿の花に香りがないことから由来すると言われてます。

当館の所々にも椿が咲いています。
あと何週間すると、川沿いの染井吉野桜が咲き始めます。春は、もうすぐそこまで近づいてます。
伊東の街並みに、春の散歩に来てみてはいかがですか?
フロント 深沢
3月お勧めのお酒 ~プピーユ2014~

今月はフランスのボルドーワイン プピーユ2014をご紹介します。
スイス、ベルギーで開催されたブラインドテイスティング大会で、ボルドー最高峰シャトー・ペトリュスと最終審査まで競い合い、肩を並べたことで一躍人気となり、【奇跡のワイン】と呼ばれるほど有名になったワインです。
漫画【神の雫】にも取り上げられています。
造り手 フィリップ・カリーは父方と母方両方のシャトーを受け継ぎ、現在3つのシャトーの運営をしているオーナー醸造家です。ウノローグ(醸造士)でもある彼は、若い時からその能力を発揮、ギリシャや南アフリカといった各地で醸造技術者として請われ、海外のワイナリーでも活躍していき、年々その品質を向上させています。2008年に父より完全に引き継ぎ、オーナーとなりました。シャトー・プピーユの畑は、ワイン産地として初めて世界遺産に登録されたほどの銘醸地、ボルドー右岸のサン・テミリオンの中にある、コート・ド・カスティヨンという、比較的隠れたエリアで造られたワインです。
味はプルーンやブラックベリーの濃厚果実、スパイシーと刺激のある香り!キメ細やかで丸く口の中で広がる様な膨らみたっぷりのボリュームを感じます。
品種はメルロー100%使用しており、その味を濃厚に味わえる1本です。
焼物(ステーキ)と一緒に飲まれてはいかがでしょうか?
奇跡のワインと呼ばれた幻のワイン!是非ご賞味ください。
ダイニング 杉本