四季を通して『くつろぎ日和』~伊東遊季亭の過ごし方一例~

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伊東遊季亭のイベント情報、新しい情報、周辺の情報、四季折々の様子をお伝えします。

日蓮上人史跡②

今回も、日蓮上人ゆかりのお寺「蓮着寺」をご紹介します。

読んで字のごとく「日蓮が着いた寺」。伊東へ流罪となった上人が取り残された海上の「俎岩」から500メートル程離れたところに建立されました。

後に当地を治めていた小田原北条氏の今村若狭が日蓮のゆかりにちなんで祖師堂を建て、付近の土地を寄進したのが始まりです。1508年に正乗院日云が蓮着寺として開山しました。

約21万坪の広大な敷地には、国の天然記念物に指定されている日本最大のヤマモモ「蓮着寺のヤマモモ」や、モチノキの大木の幹にどうしたわけかゴツゴツとした岩が喰いこんだ「石喰いモチノキ」、また「千歳の椿」をはじめとする藪椿の群生など、珍しい銘木を見物に訪れる人も少なくありません。

法華経の宗祖日蓮上人は流罪となり、すんでのところを川奈の漁師弥三郎に命を救われました。命があったからこそ、伊東が上人のゆかりの地となり、貴重な史跡が残されたのです。漁師の弥三郎は陰ながら歴史上の功労者と言えるのではないでしょうか。

フロント 江藤

 

日蓮上人史跡

また一つ伊東の重要な史跡をご紹介します。

伊東には日蓮上人にまつわる史跡がいくつかあります。

日蓮宗の開祖、日蓮は1261年、鎌倉幕府への批判をとがめられ、伊豆へ流罪となりました。これがいわゆる「三大法難」の一つ「伊豆法難」です。

現在の蓮着寺の近くの海上の俎岩(まないたいわ)の上に置き去りにされたところ、小舟で通りかかった川奈の弥三郎という漁師に助けられました。

満潮時は波の下に沈んでしまうという俎岩、現在の写真を見ても、苛烈な刑であったことが伺えます。流罪というのは表向きで、実は幕府は日蓮上人を亡き者にしようと目論んでいたという説もあるそうです。

幕府に逆らった日蓮を擁護する事を村人から反対された弥三郎は、「川奈のお岩屋」に30日間を住まわせ、その後伊東に移しました。

それから約2年後、赦免となるまで伊東留まりました。そのような経緯から、伊東には上人ゆかりの史跡がみられるのです。

【写真左・俎岩 /右・お岩屋】

フロント 江藤

 

 

桜が終わっても・・・

現在、桜が見頃を迎えて居りますが、桜以外にも伊東周辺では四季折々の花々を楽しむ事が出来ます。
以前にもご紹介した四季の花公園では「マーガレットまつり」が開催されており、丁寧に手入れされたマーガレットを見ることが出来ます。

マーガレット以外にもハート型をしたパンジーも…

1月下旬~2月上旬に沢山の菜の花で埋め尽くされていた海を一望出来るみはらしの丘は、ネモフィラに植え替えられ、まもなく一面がライトブルーに染まり海と空と一体化した美しい景色が見られると思います。
ネモフィラは英名ベビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い目)に例えられるほど清らかな印象の透き通った青い花です。
(写真は3月29日の様子です)

下記は淡黄緑色の花弁も持つ、うこん桜と言う珍しい桜です。
ショウガ科のウコンの根茎を使って染めた色に似ている事が名前の由来だそうです。どのような花弁なのか気になります。
開花は4月なのでもうすぐ見られるのではないでしょうか。楽しみです!

桜が終わってしまっても、これからが春本番です!まだまだ美しい花々や景色が楽しめますので、ぜひ伊東に足をお運び下さいませ。

マーガレットまつり
【開催期間】3/19(土)~5/8(日)
【開園時間】9時~17時、閉園日なし
【イベント】ハートを探せ!
園内にあるハートの形をした「何か」を撮影し、写真をショップ、レストランのスタッフにお見せいただけたお客様にプチプレゼントの進呈

フロント前川

【桜の開花状況】4月5日

皆様こんにちは、伊東遊季亭です。

現在、松川遊歩道「ソメイヨシノ」は満開です!!

夜桜のライトアップは開花の遅れなどから4月9日(土)まで延長になりました♪

【写真】ロビーから見た桜・4月3日夜撮影

伊東遊季亭

旅色に紹介されました

 

一碧湖

伊東の魅力を存分に味わってもらおうと選定された「伊東八景」の一つである、一碧湖をご紹介致します。

「伊豆の瞳」とも呼ばれる景観の美しい湖です。周囲は約4キロで、ゆっくり歩いても1時間ぐらいで周ることができます。形はひょうたん型で、二つの池(大池と沼池)を合わせて一碧湖と呼びます。春には至る所に桜が咲き、のんびり景色を見ながらお散歩するのに最適です。俳人の与謝野夫妻が愛したこの湖は、バス釣りでも有名で、幻の大物もいるとか・・・。

また、むかし湖面に浮かぶ小舟を転覆させては人を食い殺す「赤牛」という魔獣が棲んでおり、光栄寺の日広上人が湖の中にある小島に経を納めて封じ込めたという伝説があります。その島は「お経島」と呼ばれ、赤い鳥居がたてられています。

お天気の良い日には、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

<アクセス>

伊東駅より12キロ 車で約20分(駐車場は数台分のスペースあり)

伊東駅より東海バスで、シャボテン公園行き「一碧湖」下車すぐ

フロント加藤