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もうすぐ楽しい・・・。
2019年02月18日 21:43 お知らせ / 仲居のひとりごと
はやいものでもう2月も中旬…。
河津桜も咲き始め、もうすぐそこまで春が来ているように感じますが
肌寒い日が続いていますね。
暖かい日々が待ち遠しいです。
館内では春に先駆けてこんなものを飾りました!!
つるし雛と姉様行灯です!!
3月3日は桃の節句、ひな祭り。
もともとは、性別や年齢関係なく、全ての人の災いを払い健康を願う日だったそうなのですが、今では女の子の成長・良縁・幸福を願い祝う日になりました。
今日でも雛人形を娘さんの為に飾りつけするご家庭もあるのではないでしょうか。
とても心が温まりますね。
つるし雛にはそれぞれ意味があるようで、
鳩は、「神の使い」または「平和の象徴」として。
また、「鳩はむせない」ことから、赤ちゃんがお乳をよく飲み、元気に成長しますようにと願って飾られます。
可愛らしい俵ねずみ!
「ねずみ」は大黒様の使いといわれ、金運に恵まれるという意味を持ち、「俵」は五穀豊穣をあらわし、食に困らないようにと願い飾られます。
今回は2つご紹介しましたが、
吊るされている人形すべてに素敵な意味が込められています。
とっても縁起が良いですね。
そして…、
姉様行燈!
吊るし雛とこの姉様行灯、なんと当館のスタッフYさんの手作りです!!!
姉様行灯の美しさに惹かれたYさん、「どうしてもこれが作りたい!」と思い立ち、静岡にいらっしゃる師匠の元を訪ね、作り方を直接教わったそうです!! 素晴らし~い!
最初に溶かしたロウで線描きをしてから、染料で色付けしていく「ローケツ染め」と言われる、江戸時代から受け継がれている伝統の技法でこの美しい柄が描かれています。
使われている染料は、弘前のねぷたに使用されているものだそうです。
ライトを点けると透き通るような美しい光を放ち、その場をカラフルに、華やかに彩ります!
写真だけでは伝えられないこの美しさ…。
ひな祭りまで飾る予定ですので、是非当館にいらしてご覧下さい!!