先日も頻繁にお越しいただいているお客様からありがたいお言葉を頂戴致しました。
という連泊のお客様からのお声をいただいたり、また、
と、ポリタンクに温泉を詰めてお持ち帰りのお客様も。
「冷え症が良くなった」「関節炎に効いた」などなど、温泉がお目当てで足繁くご来館頂いているリピーター様が数多くいらっしゃいます。
手前味噌になりますが、自家源泉掛け流しの塩化物泉は、当館の自慢の筆頭に挙げられる物でしょう。
腰痛、肩こり、関節痛、冷え性などに効き目のある温泉成分の総計は23.8g/㎏と非常に多く、これはつまり「濃厚な温泉」であるという事です。
濃い成分でとろみのある湯は、人間の浸透圧より高く、温泉成分が体に染み込みやすい「高張性」の湯は薬理効果が高いと言えます。伊東温泉の中でも大変稀少な温泉です。
一般に濃い温泉は湯あたりしやすいとも言われていますが、当館の湯は塩化物泉で、幸いなことに、塩化物泉には湯あたりしにくいという特徴があります。
・保温効果による血流向上効果⇒冷え性、抹消循環障害改善
・肩こり、腰痛改善
・保湿効果⇒乾燥予防
・自律神経が整う
湯温もそれほど高くはない為、温泉成分の濃い湯に長く浴することが出来るのです。その結果、皆様に高い効果を実感していただいているのではないでしょうか。
弱アルカリ性の泉質は、皮脂を溶かし、角質を整えるという美肌効果も得られます。
ゆったりとした湯浴みによって、自律神経が整い、免疫力を上げていきますので、総体的な健康効果に繋げて行けるのです。
温泉療法の有効性を唱えた北里柴三郎は、当館から目と鼻の先の松川対岸に日本で初めての温泉プールを建設しました。
柴三郎が惚れ込んだ湯も類似した泉質であったのではと、とてもロマンを感じます。
古くからの健康法「温泉療法」。2、3日の”プチ湯治”からお試しいただいてはいかがでしょうか。
伊東遊季亭