伊東遊季亭前を流れる松川。
春にはカルガモの親子が泳ぎ、夏にはタライ乗り競争、灯籠流し・・・人も動物も集まるにぎやかな川ですが、綺麗な水にしか棲まない天然の鮎やうなぎの釣れる清流でもあります。
今年も6月11日から、鮎釣り、うなぎ釣の解禁となりました。
え、うなぎも釣れるのかとちょっと驚きです。
その生態はほとんど不明で謎につつまれていますが・・・
南太平洋の深海で孵化した幼魚が北上しながら成長し、シラスウナギとなって河川にたどり着き6~10年ほどで成魚になります。
そしてまた産卵のため海に下っていくそうです。
メスは川上まで遡上しますが、オスは河口付近にとどまることが多いとのこと。
松川では下流域での船釣りや、川岸の巣穴を攻略する独特の穴釣りが楽しめます。
最近は絶滅危惧種のひとつに数えられ、養殖ものの価格も高騰し、そうなるとますます食べたくなりますが、旬は秋口、脂がのって最高に美味しく、養殖のうなぎとの差は歴然だそうです。
川魚の王様、鮎や天然のうなぎが釣れる松川、「美味しい川」でもあります。
【遊漁期間】
・鮎釣り 6月11日から10月10日
・うなぎ釣り 6月11日から9月30日
【お問い合わせ】松川漁協共同組合 TEL0557-36-3698
フロント 江藤