みかん王国・伊豆では2月から甘夏みかんの収穫が始まりました。
冬が旬なのになぜ「夏みかん」?
昭和30年代後半まで冬のみかんに対して、酸味の強い夏のみかんが甘夏でした。
その後品種改良が始まり2月からが旬の甘い夏みかんが生まれました。これが現在
の甘夏みかんです。
ビタミンCたっぷりの甘夏は色が均一に濃く、表面が滑らかで艶があり、持ったときにずっしりと重みのあるものが果汁が多く美味です。
また、普段捨てられがちな皮ですが、実は果物は皮にたくさんのポリフェノールなどの抗酸化物質が多く含まれています。
漢方薬ではみかんの皮は「陳皮」と呼ばれ、風邪に抜群の効果を発揮します。
ヨーロッパでも古くからマーマレードなどに加工され重用されています。
捨てるのはもったいない甘夏の皮を使ったお菓子「オレンジピールチョコ」のレシピをご紹介します。
1.むいた皮のワタの部分を薄くそいで厚みと長さを揃えます。
2.沸騰した湯で何度か茹でこぼし、アクを抜きます。
3. 砂糖で煮詰め、乾燥させてからチョコレートでコーティングします。
ほのかな苦みと柑橘の爽やかな香りがチョコレートと絶妙に混じり合い、しゃれたお酒のお供にもなります。
今年のバレンタインにいかがでしょう。
【伊東甘夏狩り】
期間:2月1日~6月末まで
場所:市内みかん狩り園
入園料;400円(食べ放題)※お土産付800円.1000円コースもあります。
お問い合わせ:伊東観光協会 0557-37-6105
フロント 江藤