1946年、終戦直後の昭和21年、伊東温泉で生まれた「祇園のいなり寿司」。
1959年には伊東初の駅弁として、伊東市民のみならず観光で訪れた方々の旅の思い出に寄り添ってきました。
そんな市民のソウルフードとも言える「祇園のいなり寿司」でしたが、物価の高騰、観光客の減少などの諸事情により、昨年惜しまれつつ79年の歴史に幕を下ろしました。
伊東に縁の濃い私共伊東遊季亭を運営しているFJリゾートマネジメントと致しまして、皆様の思い入れ深い「祇園のいなり寿司」をなんとか復活させられないだろうかと考え、本プロジェクトを立ち上げた次第でございます。
終戦直後の甚だしい食糧難の時代、白いお米や砂糖は大変貴重であり、庶民の思い焦がれるものでした。
「入手困難だからこそ、甘く味付けしたおいしい稲荷ずしを届け、人々心とお腹を満たしたい」という、創業者守屋氏の強い思いから生まれた祇園のいなり寿司。
私達は単なる模倣ではなく、その精神、成り立ちを理解して製造にのぞみました。
前祇園の皆様の有難いご協力、ご指導も賜り、来る10月29日、同地において開業の運びとなります。
また、伊東駅構内でも11月、12月の2ヶ月間販売をさせて頂く事も決定致しました。
開業1年目ではありますが、79年の歴史を背負い、80年目のスタートという意気込みで、心をこめて「祇園のいなり寿司」を皆様にお届けしたいと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
祇園スタッフ一同


