当館から歩いて5分ほどのすぐ近くに、コーヒー通御用達のカフェがあります。
エスプレッソ専門店、SKINBO COFFEE 「スキンボコーヒー」。
商店街の横丁、夜はスナックのネオンがにぎやか、逆に昼間は眠っているような通りに静かに佇むカフェです。
入口が少し奥まっているので、うっかりすると通り過ぎてしまいそう。
路地裏からいきなりのハイセンスな空間が出現します。
オーナーのお母様の作品のタペストリー。
こちらはエゴン・シーレの模写。
洗練されたインテリアやアートはちょっとギャラリーのようでもあります。
店主の古川さんはご幼少期から30年間シンガーポールにお住まいでした。
なるほど、マーライオンですね。
シンガポールで長年ヘッドバリスタとして腕を磨き、7年ほど前帰国、ご祖父様所有の建物でカフェをオープン。
「スキンボ」とは・・・当時、古川さんはとても痩せていて、「スキニー(痩せ)」と「ボーン(骨)」という言葉を組み合わせて「SKINBO COFFEE」という店名にしたそうです。
イタリア製のボクシーなエスプレッソマシーン「マルヅォッコ」。
日本人の好みに合わせたエスプレッソ、ミルク、フォームの割合い、日々の湿度、気温を見極め、最適な状態でお客様の好みのコーヒーを提供してくれます。
日本では注文をカスタムできると知らない方も多いそうで、シンガポールでは「牛乳熱め、コーヒー弱め、ココアパウダーかけて」なんてオーダーもあったそうです。
濃厚なミルクとフォームの奥に、深みのあるコーヒーの味わいをしっかりと感じるカプチーノ。
耳ざわりの良い音楽と、スタイリッシュな店内。
一瞬どこにいるか忘れてしまうような、心地よく気持ちのほぐれる空間でした。
フロント 江藤
〒414-0003 伊東市中央町13-47
(TEL 不明)
営業時間 11:00~17:00
定休日 火曜&水曜