四季を通して『くつろぎ日和』~伊東遊季亭の過ごし方一例~

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【1/9放送開始】NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

今夜から放送が始まるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本・小栗旬主演)に新垣結衣さんが八重姫役で出演します。

八重姫といえば伊東に大変ゆかりの深い人物です。

伊豆の国で流人生活を送っていた源頼朝、その監視役を命じられた伊東祐親の四女として生まれた八重姫。祐親が在京中に頼朝と結ばれ、千鶴丸という男の子をもうけました。
しかし京から戻りそれを知った祐親は、流人の子をもうけたことに激怒、千鶴丸を殺害し、八重姫を江間小四郎に嫁がせ、さらに頼朝を殺そうと計画しました。
祐親の次男祐清から計画を知らされた頼朝は走湯権現(伊豆山権現)に逃れて助かったのだと伝えられています。

父親に頼朝との仲を引き裂かれた八重姫でしたが、頼朝の事を忘れられず、密かに伊東を抜け出して頼朝のいる北条館を訪ねます。
しかし、その時すでに頼朝は北条政子と恋仲に・・・。

帰ることも出来ない八重姫は、真珠ヶ淵に身を投げてはかない生涯の幕をとじたのです。
そんな歴史に刻まれた悲恋の女性が八重姫です。

伊東の音無神社は八重姫と頼朝が密会を繰り返した場所として、伊東遊季亭近くの松川河畔にひっそりと佇んでいます。そこから徒歩で5分ほどの日暮神社は頼朝が八重姫と会うために日暮れを待った場所と伝えられています。

八重姫の悲劇的でありながら、激しいドラマチックな人生に思いを馳せながら参拝するといっそうおごそかな心持ちになります。

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江藤


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